東日本大震災から1年

釣吉 釣平

2012年03月13日 03:52

先日の2012年3月11日にあの大震災から1年たちましたね。

私はこの一週間考えされられることが多くブログの更新ができませんでした。スイマセン。

一年前のあの日のことを思い出すと…

いや、正確に言うと今も毎日フラッシュバック的に頭の中を勝手に流れるんですが、やはり後悔しかありません。

何度考えても悔やむことばかりです。

私のとった行動がもっと違っていれば職場の仲間は助かっていたはず・・・

あの時あの娘の手を引っ張ってでも事務所の2階へ連れて行けば・・・

課長だろうがなんだろうがぶん殴ってでも2階へ逃げるように伝えていれば・・・

あの時帰ると言ってきかなかった先輩と喧嘩してでも引き止めれば・・・   ・・・   ・・・

自責の念ばかりが今も頭を巡ります。

まわりの優しい方は色々と気遣って励ましてくれるんですが、やはり無理ですね。

私のこれからの人生はこの後悔を一生背負って生きてくことになると確信しています。

何体ものご遺体をみました。もちろんあの娘も課長も私が第一発見者です。

その後、妹に会いたくて歩いている最中に15名ほどの亡くなられたご遺体に手を合わせました。

一番悲しく蘇るの記憶は、あの娘の妹さんに遺品を一人で渡しに行ったときの妹さんの声、表情です。

この妹さんになら殺されても文句は言えないなんてずっと考えていました。


でも今は、その妹さんともメールで現状を伝えあったりできているので少しは前に進めたかなと思っています。




改めて、1年たちました。
私はこの後悔をずっと背負いながら、家族の幸せと地元の復興に携わり生きていこうと思います。
もちろん、釣りをすることも一時期はためらいましたがやはり好きなんで辞められませんし、逆にこれからも続けていくことにより皆さんに三陸の釣り人の復興の様子も伝えられていけばいいなと思っています。

なんかわけわかんないかもしれませんが、1年たった私の心境などでした。

次回からは釣りネタでいきますよ!!!


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